一:概要:
このマシンはコネクタの挿入、引き抜きテストに適しています。コンピュータの分析を通して、測定対象物の荷重とストロークの相対的な変化曲線を正確に測定できます。挿抜ストローク、速度、設定回数及び一時停止時間などを正確に制御できます。特に各専用のクランプ治具は、テスト時にコネクタをより自動的に合わせられます。加えて、このマシンは、サーボモータとWindowsウィンドウズコントロールシステムを使用しており、操作が簡単で、すべての資料を保存することができます。
二:台仕様:
大きな荷重テスト重量------50 Kgf
大きな移動範囲------150 mm
小微調整距離------0.01 mm
試験速度範囲------0~150 mm/min
治具盤サイズ---------------Φ200 mm
テーブルサイズ--------430 mm X 2800 mm X 1150 mm
机台浄重------67 kgf
テーブル電源--------AC 220 V
制御システムサイズ------450 mm X 560 mm X 100 mm
制御システムの正味重量------20 Kgf
荷重元----------2 Kgf、5 Kgf、20 Kgf(精度0.2%FS)はオプションで配合できます。
荷重元が小さくて、読み値------0.01 kgf
各クランプ治具
工業用コンピュータセット
テーブルの各部名称説明:
3-1、試験台及びクランプ治具:
(A)固定バー:
このバーを通して、荷重元と上方を固定して治具を組み合わせることができます。このバーをゆるめるといいです
上下に移動しますが、(B)固定リングに合わせて使用してください。全体の固定バーが下に落ちて、破損しないようにしてください。
(B)固定リング:
この固定リングはバーを固定するのを助けることができます。
※注意:固定バーを上昇させるには、固定バーの両側の固定ネジを緩めてから固定バーを上に移動させ、固定ネジを締めてください。次に、固定リングを緩め、固定バーの下に移動してロックすればいいです。
固定バーを下に下げる場合は、固定リングを緩めて、固定リングに移動してください。
を押してロックします。また、固定バーの両側の固定ネジを緩めます。(離す前に手で支えてください。バーを重力で下に滑らせないようにしてください。)
(C)レバーの移動:
この移動バーは主に上下伝達構造を連結し、テスト時のストロークの移動基準として使用します。
(D)荷重元固定ボルト:
このボルトの主な機能は固定荷重元が移動バーにあり、そのサイズはM 10です。荷重元を固定する時は確実にロックしてください。荷重試験データに影響しないようにしてください。
(E)荷重元:
テスト時は、テスト力を検出するための装置を使用します。テスト治具をセンシング側に固定して、サイドの固定と測定に便利です。
※注意:荷重元の表面には最大荷重仕様が貼られています。本機は過負荷保護機能がありますが、その規格を超えて使用しないことを推奨しています。
(F)冶具盤:
この冶具盤は固定冶具で使用できます。荷重感知端に固定された治具を組み合わせて、製品によって各テストを行うことができます。
(G)テーブル本体:
機械台の主な伝動構造及び制御回路を置くところには、任意に分解しないでください。テスト中に何か異常があったら、弊社の技術者と連絡してください。
(H)操作パネル:
詳細は7ページ目-操作パネルの機能説明を参照してください。
(I)足席:
プラットフォームに置くと揺れが発生する場合、前後左右の足の高さを調整して、安定した環境でテストを行うことができます。試験中はできるだけ台のレベルを安定させてください。
(J)上下限界調整装置:
a.上極限調整ループ:
この調整リングはセットテーブルの上に移動するより高いです。
工場出荷前に位置を調整しましたので、ご遠慮ください。
任意に位置を変える。
b.下極限調整リング:
この調整リングはセットテーブルを下に移動させる低いです。
工場出荷前に位置を調整しましたので、ご遠慮ください。
任意に位置を変える。
c.上限調整ループ:
固定バーを上に移動する上限停止を設定します。
リングには小さなつまみが付いています。
調整リングを適切な位置に移動させ、バーを固定するときのギアが調整リングに接触します。
を選択すると、テーブルは上に移動しません。
d.下限調整リング:
バーを下に固定する下限停止位置を設定します。リングには小さなスピンが付いています。
ボタンを押します。リラックスしたら、調整リングを適当な位置に移動して、バーの上のギアを固定してください。
調整リングに触れると、テーブルが下に移動します。
各種治具の説明:
◎X-Y移動台:
移動範囲----------0~75 mm
◎整列コネクタ用治具:
大きな幅が使えます----40 mm
◎単支コネクタ用治具:
大径---○4 mm使用可能
◎単Pinとプラスチック保持力専用治具
※この専用治具でコネクタのピンを取って固定つまみをロックする時、そのロック力は1 Kgf-cmを超えないようにしてください。
3-2、制御システム及び配備:
当マシンは工業用コンピュータを制御システムとして使用しています。その配線方式は普通のコンピュータと同じです。
大きな違いはありません。ただその違いについて、以下に述べます。
(1)制御線コネクタ(大):
シャーシ本体の右側のコントロールボックスに接続して、システムの接続動作を達成します。
(2)制御線コネクタ(小):
シャーシ本体の右側のコントロールボックスに接続して、システムの接続動作を達成します。
(3)荷重元接続先:
台の移動プラットフォームに接続する荷重元は、試験の荷重の変化を把握する。
(4)キーボードコネクタ:
このコネクタはPS 2キーボード専用です。表示通りに接続してください。
(5)マウス連結ホルダ:
このコネクタはUSBマウス専用です。表示に従って接続してください。
操作パネルの機能説明:
(a)低速上昇ボタン:このボタンを押すと、マシンは0.01 mm高くなります。連続して
このボタンを押して放さないと、テーブルは低速で上昇します。
(b)中速上昇ボタン:このボタンを押すと、テーブルは0.10 mm高くなります。連続して
このボタンを押して放さないと、テーブルが中速で上昇します。
(c)高速上昇ボタン:このボタンを押すと、テーブルは1.00 mm高くなります。連続して
このボタンを押して放さないと、テーブルは高速で上昇します。
(d)低速ダウンボタン:このボタンを押すと、テーブルが下に0.01 mm下げます。連続して
このボタンを押して放さないと、テーブルが低速で下に下がる。
(e)中速下降ボタン:このボタンを押すと、テーブルが0.10 mm下げられます。連続して
このボタンを押して放さないと、テーブルが中速で下に下がる。
(f)高速ダウンボタン:このボタンを押すと、テーブルが1.00 mmダウンします。連続して
このボタンを押して放さないと、テーブルが高速で下に下がる。
(g)スタートボタン:試験設定が完了すると、実行画面での測定オプション選択が自動化されます。
測定すると、テーブルがテストを開始します。実行画面では、このキーを押してテストを開始することもできます。
(h)停止ボタン:試験開始後、この試験を終了するには、実行画面の終了測定オプションを押すと、マシンが試験を停止します。テスト中にこのボタンを押してもテストを停止できます。
(イ)上限ランプ:機台を上に移動すると、移動バーが上限調整リングに当たり、上限スイッチが作動し、停止信号を送って機台を停止させると、上限ランプが点灯する。
(j)下限指示灯:テーブルが下に移動すると、移動バーが下限調整リングに触れると、下限スイッチが作動し、停止信号を送ってテーブルを停止させ、下限指示灯が点灯します。
※操作パネルの上昇または下降ボタンは、コンピュータが起動し、試験ソフトに入ってから有効となります。
五:標準システムの構成:
1220 Sサーボシステムの自動挿抜力試験機を用いて各製品の試験を行う場合、その構成は以下の通りである。
※注意:標準装備クランプの部分は各社の実際の調達に応じておりますので、下記の説明はご参考ください。
(標準装備)
1220 Sテストマシン本体。
制御システム(産業用コンピュータ及び制御インターフェース、パソコンモニター)。
Windowsシステムの挿抜制御操作ソフトです。
荷重元です。
X-Y移動台。
単Pinとプラスチック保持力専用治具